不動産投資はメリットがたくさんあってデメリットが少ないという話はありますが、当然デメリットもあります。
私も最初は失敗したくない!損したくない!と失敗事例ばかり探していたのを思い出します。
それでは皆さんお待ちかね(笑)デメリットを紹介します。
目次
不動産投資のデメリット
失敗すると修正が難しい
これは買った瞬間に勝ち負けが確定すると言われる理由の一つになります。
不動産に限ったことではありませんが、基本新品で購入するとメーカーのブランド料、広告費等がしっかり乗っています・・・。
新築だから全てダメではありませんが、少なくとも今から不動産を始める方には高いハードルとなります。
基本的に投資は全て雪だるまに例えられます。レバレッジをかけられることも不動産の魅力ですが、投資全般で時間を味方に付けるのが非常に大事です。
一発退場にならないこと、失敗して嫌になって辞めてしまうのはもったいないのでまずは現金で買える中古物件を購入しましょう!
優良物件が突如不良物件になることがある
私は不動産のメリットで不況の変化を受けづらいという内容を書きました。
コロナの影響は少なかったと書きましたが、例外もあります。それは大学や大企業に依存した物件です。
理由としてはコロナによってオンライン授業が増えたことで学生向け物件が大きく打撃を受けました。
又、地元優良企業の撤退による一斉退去です。
学生向け物件として売り出していると中々一般の入居者を受け入れづらい可能性が高いです。入居者様も親御様も学生向け物件ということで入居してるので変更したらそれこそ誰も居なくなるという可能性もあります。
これは私の苦手なところですが特化の物件は苦手でつい色んな道筋がある物件を好みがちです。
企業の撤退については現在お住まいの地域で物件を購入した場合は変化に気付きやすいですので対策は取れますね!
すぐに売却したくても市況によって売却出来ない
こちらについては融資があまり出ない状況では買い手が付きにくい場合があります。
又、高掴みしてしまい売却したくても残債が残ってしまうことで売却に踏み切れない場合もあります。
一方、株などは損切りがしやすい投資です。とはいえ不動産も損切りは大切ですしその前にしっかりと計画を建てましょう!
築古物件の場合、修繕費に多額の修繕費がかかる
収益の高さと勧める人が多いことから安易に購入してしまうんですが実は凄くリスクがあります。
外壁塗装が必要な物件はいきなり数百万の費用がかかります。こちらは見れば分かる部分ですが怖いのはシロアリと雨漏りと水道管の劣化です。
シロアリは木造住宅によく見られますが修繕費が大きくかかるだけでなく家全体の耐久に関わります。
これは雨漏りも同様で侵入経路が本当に見つけるのが大変です。時間と費用が必要な難しい事例です。
対策としてはそのような被害のある物件は買わないことです(笑)これしかありませんしどこを見ればいいかよく把握しておきましょう。
シロアリでは玄関の段差の辺りや床の沈み込みが見られる場所は疑いましょう。劣化が原因の事例ももちろんあります。
雨漏りはよく押し入れの天井に跡があります。内見時(物件見学)に全ての部屋、扉を開けて目視でチェックしましょう!
一番やっかいなのは水道管の劣化です。長年住んでないと室内も設備も一気に劣化が進みます。
漏れているのが地中だった場合、又、コンクリートをはつる必要があると多額の修繕費になりますので気を付けましょう!特に築30年を超える場合は疑いましょう。
この分野についてはそのリスクを見越して余剰資金を残して購入するかホームインスペクションを外注で依頼することでリスク低減は出来ます。しかし、購入するまでは売主さんの所有物件となりますのでしっかり許可をもらった上で依頼をしましょう!
自己資金が無いと始めづらい
これは皆悩みますよね・・・。
多くの事例は高収入のサラリーマンや経営者や株等でコツコツと貯めたお金で始めることが多く、偶然かもしれませんが、株からの移行組が多く私もその一人です。
融資を引くにも経営を行うにもやはりお金の把握は必要です。お金が貯まらない人は自分が何にお金を使っているかを把握していません。給料が安いから、家族がいるからは厳しくなりますが言い訳です。どこかで無駄な支出があるかもしれませんし本当に削るところが無ければ転職による年収UPを図ることも方法の一つです。
給料が少ないんだよ・・・⇒実はそれより下はなく年収がUPするかもしれませんよ!
今回はデメリットを紹介しました。こちらを見て不動産はやはり出来そうもないなという方は逆にここで分かって良かったと思います。私は不動産が大好きですがみんなに合うとは思っていません。しっかり理解した上で始めて下さい!